無事に4月の久喜子さんのベア展も終わりました。
今回の展示は、久喜子さんが仁尾で暮らした3年半の間にベアが紡いだ物語を伝えたかったので、それぞれのベアに添えた文章を読んでもらう展示でした。
仁尾の方々への感謝を伝えたい心をギュッと込めて私が作文、工作所が整え直してくれた文章。
開催した4日間に遠くからも沢山の人が来てくださって、久喜子さんが出演したテレビや以前開催した「九十歳展」を見ましたと話してくださったり。それぞれの文章を読んでくださった方が、「いい映画を観たような、何だか昔の松竹の映画みたい」と言ってくださった方も。
久喜子さんがお世話になっていた接骨院の先生、体調を崩されて今は話すことが不自由な先生が、奥さまが文章を読んだら涙を流してくださったそうです。
グラフィック工芸コースの卒業生や通信寺子屋でやりとりしている生徒も来てくれて、懐かしかったり、びっくりしたり。
久喜子さんが今も仁尾にいるような、懐かしくてあたたかな気持ちにさせてもらえた展になりました。