徳島県板野町での切り紙

昨年に続いて徳島県の人権教育啓発推進センターから切り紙の依頼を受けた。
『人と人をつなぐ切り紙のお話』のスライドトークと今回は20分間の短い時間のカレンダーのワークショップをすることを申し出た。
藍染が盛んな地域と伺って、準備したのは青系の新聞紙。
 
参加してくださったみなさん、コロナ禍で話を聴く講座が続いていたそうで、久しぶりに手を動かすことをとても楽しんでくださった。

終わってから、小さな干し柿を3つ切られた方が声をかけてくださった。
「私は87歳なんです。この歳になって、こんないいたのしみ方を教えていただけてほんとうによかった。これから毎日作ってみます。」と言ってくださって、一期一会の短い
時間の切り紙の対話を受け取っていただけて胸がいっぱいになった。

年が明けてから、通信寺子屋の小学生の女の子や妹の家で姪達家族と、そして板野町の元気なお母さん達と。
ひと月足らずの間に、いろんな方と切り紙に向き合って切り紙の対話にいろいろ気づけたように思う。