クキコさんの訪問看護師さんの繋がりで、小学校の学童で「切り紙カレンダー」の寺子屋に行って来た。
少し前にブログに書いたように、クキコさんを在宅ケアしてくださった訪問看護のナースステーションに毎月カレンダーを送っている。
そこの看護師さんの一人からから電話があって「私の息子が去年、善通寺の病院に入院していた時に節分の鬼のカレンダーのワークショップをしてくださったのが、井上さんだったと送ってくださったカレンダーを見て気づきました。息子は楽しかったと今もそのカレンダーを部屋に貼っているんです。下の娘が学童に通ってるのですが、今年の夏は遠くに行くこともできず、このカレンダー作りを経験させてやりたいんです。」と言われて偶然の繋がりに驚いた。
鬼の金棒を大きく作った節分のカレンダーのことはよく覚えていて、その時側で座っていたお母さんが、それから1年経ってクキコさんを看護してくださったなんてと、ほんとうに感動した。
「繋がってるんですね」と言われた。
その繋がりで叶った久しぶりの子供寺子屋。
初めて会うこども達で最初は少し緊張したけど、すぐにみんなの気持ちがもの作りに回転し始めて、どんな船? どんな海? 島? と、手と心が動きだして1時間後にはちゃんとみんなの「瀬戸内海」のカレンダーが出来上がった。
最後に、私の興奮した一枚一枚の感想をこども達がまっすぐに聞き入ってくれたのもうれしかったぁ。
先生の指示を受けて、こども達が感染予防の決まり事をきちんと守っていた。
帰る時に「また来てね」と言ってくれて「また、来るよぉ〜!!」と返事。
どんな時も、こども達との創造の時間を工夫しながら続けてゆきたいと心から思った日。