去年の暮れに“切り抜き通信寺子屋”2年生の卒業の本を受け取った。
2年間、ひとつのモチーフを追い続け、会えない同級生とも毎月WEB上でお互いの切り抜きを見て、共に進む仲間の存在を感じながら、最後に勇気を持って大きな本に着地した。
プロになるための造形トレーニングではなくて、自身が生きてゆく中でほんの少し自分の個性を受け入れられる卒業の本。
本に添えられていたみんなの感想シートには、続けられたことの喜びと自身の個性がプラス面で受け入れられた言葉が綴られていた。
いつもこの瞬間、切り紙の可能性に感動する。
▼ 卒業の本(抜粋)