延期になっていたコドモデザイン『umie20周年のパッケージデザイン』のワークショップ。
6年生は卒業するのでと、コドモデザインに通っていた6年生に昨日ワークショップが開催されて、講師をされているRompさんと一緒に私達も関わらせてただいた。
最初にコドモデザインを主宰されている柳沢さんから、20年前に北浜アリーでumieカフェの場所を作られった想いをこども達に話された。「バブルが崩壊してこれから先を考えた時に、80年前の古い倉庫をリノベートして作った“集う場所”がumieになった。デザインにはそんな力があると思っていて、今のたいへんな出来事もみんなの創造力で乗り越えてゆけると思う。」と。
真摯にこども達に向き合って伝えられた柳沢さんの想いにとても共感してワークショップが始まった。
パッケージに使う絵具は3色でという制約に、みんな悩みながら3時間ぐっと集中してそれぞれのパッケージが仕上がった。
描いた原画を縮小コピーしてラベルにしたものを、実際にコーヒーやクッキーのパッケージに貼った時のこども達のすごぉ〜くいい笑顔にいっぱいあったかいものをもらえた。
誰かを想う試みを、こうやって続けてゆくことが大事な今だとあらためて想う。