1月は感染症の予防で院内に入ることが出来なくてカレンダーの手順見本と材料を保育士さんに託したので、今月が今年最初のカレンダーワークショップ。小さな男の子3人とお母さんに参加してもらってのカレンダー作り。
入院しているこどもたちは、短い時間ではもの作りのスイッチが入らないので毎回見本を準備している。
「節分の豆をまく日はもう終わったけど、この鬼さんはみんなの病気を退治してくれるからね! みんなが元気になるカラフル丸~!!」と言ったら、みんなのスイッチがあっという間に入った。
それぞれが「これは剣やー!!」「鉄砲と剣と両方〜!!」と自由に作りたいものを伝えてくれた。
お母さんが鬼を作ってこどもが金棒の母子コラボの作品も出来た。
段々こども達の声が大きくなって、私もつられて大声になってしまい病棟内にこだましてしまったけど、ワークショップが終わってから保育士さんが「午後予定していた手術も副作用の辛さもきっと頑張って乗り切ってくれると思います。」と話してくれて、ひと時でもこどもたちが病気のことを忘れてくれたならよかった。
いつもと同じように、私が用意した手順見本。
でも、こどもたちが作り始めるとその創造力に参ったする。
こんな時間が病院の中では大事なんですと聞くと、シールと紙を揉む手順で作る楽しいテーマを一ヶ月間また考えてみたい。