10月から始まった香川大学の後期の授業テーマが『未来のデザイン』ということで、何ができるか半年間考えてみて、自分がリアルに経験させてもらっている病院内のコミュニケーションデザインをその課題にした。
香川善通寺にある“四国こどもとおとなの医療センター”のホスイピタルアートディレクター・森合音(もりあいね)さんを特別講師にスライドを使って様々な活動の講義をしてもらった。
3時間の講義に学生たちみんな集中して森さんのお話を真剣に聴いてくれた。
授業のひとつ目の課題は『家族が病気になったとき、何ができるか』
それを形にしてもらいそれぞれの想いをコンセプトシートにまとめてもらうことに。
それからひと月余り、学生一人一人とミーティングしながら、学生達のアイデア(想い)が、今までのわたしの経験値を越えているのでほんとうにすばらしくて、こんなのがあったらいいねと学生たちと毎週対話中。
今すぐには実現しないかもしれないアイデアが、いつか病院の中で生かされる時が来るかもしれない『未来のデザイン』の試み。