先週の土曜日、瀬戸内海放送の『じぶん発見プログラム』の一環で、『紙でつくる鉢植えの花』のこども寺子屋を高松で開催。
段ボールとトレーシングペーパー、アルミのワイヤーを素材に、こども達14人がそれぞれの想いをカタチにしてくれた。
香川大学の学生3人をサポートに入れてくださって、道具や材料の準備や絵具を乾かしたり、後片付けを手伝ってもらえたので、私と工作所はこどもとの対話に集中して。
段ボールを黄色に塗って赤い丸を2つ描いた彼が「ピカチュウが好きなのに、ピカチュウに見えない」と、すごく残念がっていたから、「でも、ピカチューに見えたら、それはピカチューを描いた人の絵だけど、ピカチュウに見えなくてもちゃんと自分のオリジナルになってるよ」と話した。
素材の段ボールで手のひらサイズに切って、葉っぱのラインと水玉を描いた植木鉢を見つけて「この葉っぱは、どうしてなん?」と尋ねたら、「僕、死ぬほど植物が好きやねん!!」と答えてくれた。
「わー! 私は紙が好きやねん。だから今日は段ボールと透ける紙にしたんよ」と自慢げに話したら、「一番好きなのは苔」と言う。
「私も一番好きなのは、紙の裏やねん」と、この日使った“スティック糊の箱の裏のグレー”を見せて「綺麗でしょ?」と、お互いのマニアックな会話に「あ〜! 何だか懐かしいなぁ〜!!」と、京都のこども寺子屋時間を思い出した。
雨上がりの瀬戸内海放送の高松本社の庭で記念撮影。
みんなが、それぞれの想いをカタチにしてくれたことがうれしすぎて、撮影した画像を何度も「よかったぁ〜! たのしかったぁ〜!」を連呼しながら見返していたせいか、家に帰ったら画像をみんな消去してしまっていて…、なので、二枚の写真は、会社からお借りしたものです。
やっぱり、こういうこども達とのもの作り時間が、一番自分達を元気にしてくれる。
みんなありがとうね。
次回は、夏休みにまた会えたらうれしいです。
*KSB瀬戸内海放送のニュース動画 > こちら